説明
アラン・ラブルース/ミッシェル・クトゥジス 著/
日本大学法学部教授 浦野起央 訳
四六判/上製/ 192頁
本体2,400円+税
ISBN978-4-916037-42-8
本書の著者アラン・ラブルースは麻薬社会学の専門家で、世界の麻薬ネットワークに対する対抗ネットワークの麻薬地政学監視機構(OGD)の創設者である。共著者のミカエル・コウトゥジスは、民族学者で『麻薬世界地図』の共同執筆者で、バルカン・コーカサス地帯の麻薬状況に詳しい。麻薬問題をめぐる分析は、戦略地政学の領域である。本書は、戦略地政学の視点から麻薬と紛争問題を分析している。
目次
序論 地政学から戦略地政学へ
第1章 麻薬地政学の起源
第2章 麻薬と紛争
第3章 ビルマの麻薬地政学と麻薬戦略地政学
第4章 アマゾンと黄金の三日月諸国戦争におけるコカインとヘロイン
第5章 バルカン、コーカサス、および中央アジアの「新しい紛争」における麻薬
第6章 南北関係と麻薬
第7章 国内地政学、犯罪組織と麻薬国家
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