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著者について
山川 方夫(やまかわ まさお、本名:山川 嘉巳〈やまかわ よしみ〉[2]、1930年(昭和5年)2月25日 - 1965年(昭和40年)2月20日)は、日本の小説家。
東京都生まれ。慶應義塾大学仏文科卒。父は日本画家山川秀峰。
「三田文学」を編集し、その後自らも筆を執り『日々の死』『その一年』『海岸公園』などの短編集を発表。繊細で都会的な作風によって、敗戦後の青春と死の不条理を自伝的に描いた。『お守り』の翻訳が米「LIFE」誌に掲載されるなど将来を嘱望されたが、交通事故により34歳で死去。没後『愛のごとく』などが出版された。
ショート・ショートでも活躍し、『お守り』のほか、国語教科書に採用されることの多い『夏の葬列』がとりわけ知られている。
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